かごしま黒豚かごしま黒豚証明書

かごしま黒豚について

かごしま黒豚の歴史は古く、400年もの長い歴史の中で温暖な鹿児島の気候風土に育まれながら、味に磨きがかけられてきました。しかしながら、昭和30年代以降、いわゆる”白豚”に比べて生まれる子豚の数も少なく、成長も遅くて生産効率が劣ることから、一時期は絶滅の危機にも瀕しました。それでも「おいしさをわかって食べてくれる人たちが必ずいる」と信じた生産者や関係者がいました。黒豚としての生産性の改良や、甘しょ(さつまいも)を与えるなど、更なるおいしさへの追求にも継続して取り組んできたことにより、いまの「かごしま黒豚」の多くの方面からの高い評価につながっています。

肉質について

  • 繊維が細くきめが細かいため、食べたときに歯切れがよく、やわらかい
  • 保水性が高く、脂肪組織の水分含有量が少ないため、肉質がしまり、水っぽさがなくジューシー
  • 中性糖やアミノ酸含有量など旨味成分含有量が多いため、甘味を感じられ、旨味が多い
  • 脂肪の溶ける温度が高いため脂がべたつかず、さっぱりしている
  • 純白に輝く脂肪にもほのかな甘みがあり、煮汁のアクも少ないなど、まぎれもなく豚肉の最高級品です。

かごしま黒豚証明書

「かごしまブランド産地」に指定された生産者グループだけが使用できる、本物の証「かごしま黒豚証明書」。
証明書番号、生産者名、出荷年月日が記載された「かごしま黒豚証明書」は、指定条件で育てられて出荷された黒豚1頭毎に添えられて、飲食店や精肉店などの承認された「かごしま黒豚販売指定店」のみに届けられています。販売指定店もその証明書をきちんと返還し、生産から、加工、流通の全ての関係者が愚直に手間ひまかけて”本物”を守る取り組みを続けており、豚での1頭毎の証明制度は他ではあまり見られません。
”本物”の「かごしま黒豚」をぜひ一度ご賞味ください。

豚肉の部位

豚肉の部位

ロース

きめが細かくやわらかいお肉です。
肩ロースはきめがやや粗くかための肉ですが脂肪を適度に含んでおり、コクのある味わいです。

トンカツ・ソテー・生姜焼きやしゃぶしゃぶ料理など

ヒレ

豚肉の中で最もきめが細かくてやわらかい、 1頭から約1kgしかとれない最上の部位。ビタミンB1が多く、脂肪の少ない赤身肉です。
 
トンカツ・ソテー・揚げ物など

バラ

赤身と脂肪が交互に3層くらいになっているところから三枚肉とも呼ばれます。

薄切りでのしゃぶしゃぶ料理やシチュー・カレー・角煮などの煮込み料理や炒め物などに

モモ

脂肪の少ない赤身の肉。柔らかくて風味がよい肉です。脂質はヒレに次いで少なく、低エネルギーでたんぱく質・ビタミンB1を多く含みます。 

ローストポーク・焼豚
トンカツ・ソテーなど

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